京都大学経営管理大学院「哲学的企業家研究寄附講座」客員准教授も兼任しており、 専門はマーケティング論で、特に新市場の形成プロセスの分析に関心を持ってらっしゃるとのこと。
2023年に書かれた論文『パートナーとの協働を通じた起業家の目的形成』において、調査していた著者のうちの一人でもある。内容は2004年3月に福岡市で創業し、2022年6月に東証グロース市場への上場を果たした「株式会社ヌーラボ」の事例研究を通じて、起業家がスタートアップの起業、成長、株式上場(IPO)といった目的を、どのようなプロセスを経て形成するのかというものである。
その論文中でも、エフェクチュエーションに触れられており、とても興味深いものになっていた。
続きを読む